湿気で髪が広がる原因は「髪質」だった!原因とオススメの対応策とは!?
2019/04/01
火曜日
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表参道駅から徒歩1分の美容院(美容室)Gratii(グラティー)髪が綺麗になるストレートパーマが得意のサロンです>ヘアケア>湿気で髪が広がる原因は「髪質」だった!原因とオススメの対応策とは!?
2019/04/01
こんにちは。
表参道の美容室Gratiiでサロンディレクターをしている、足立孝史です。
梅雨や夏になるにつれて湿度が上がりますが、それだけでせっかくセットした髪の毛が広がる、うねる、ちりつく事に悩まされてはいませんか?
ネットで調べてみるとその原因は『傷み』であるという情報が多く見受けられましたが本当にそうでしょうか?
20年美容師として働いてきましたが、湿度による広がりの原因が「傷み」だったことはごく稀でしかありません。
ではなぜ湿気で髪の毛は広がってしまうのでしょうか?
髪には水分によって影響を受ける結合が存在し、水分を髪が吸う事で自然乾燥に近い仕上がりになってしまうのです。
実は湿気で髪が広がる原因のほとんどが「髪質」なのです。
傷みは髪質を少し増幅して見せているだけで、元々サラサラな方は痛んでも湿度があってもサラサラだからです。
ここでは本当の湿度による髪の広がり、うねり、ちりつきについて原因と対策を書いていきたいと思います。
湿気の影響は髪の内部の結合が大きく関わってきます。
髪の内部には大きく4つの結合がありますが、それぞれの結合が切れたりくっついたりするのにはそれぞれ異なった状況が必要になってきます。
ブローで綺麗に仕上げた髪が湿気でうねりや広がり出すのにはここが大きく関わっています。
濡れると緩み、乾くと引き締まる結合になります。
ブローや寝癖などもこの結合によるものなのでシャンプーなどで濡らして髪が柔らかくなりリセットされるのはこの結合によるものです。
髪は弱酸性のph4.5~5.5と言われていますが、phが変化する海水やプールなどで髪が傷んでしまうのはこの結合が関係しています。
この結合はパーマ剤が影響する部分の結合です。
パーマがとれやすい、とれにくい、などはこの結合が関わってきます。
簡単に言えば髪の素の形はこの部分が大きく関係しています。
この結合が切れてしまった事が枝毛に繋がる髪の最期の砦といってもいい結合です。
この結合は2度と戻ることはないと言われています。
まずは湿気によって影響を受けるくせ毛が原因です。
実は髪の外側にあるキューティクルはクセの原因になっています。
ご存知だとは思いますが、髪は毛根から生まれてきます。
その毛根の形によってキューティクルの形もまた変形してしまうのです。
その変化は多種多様で直毛の綺麗な円形のものからくせ毛の三角など色々なクセによって色々な形があり場合によっては内部構造にも影響を与えてしまう事もあるようです。
わかりやすく言うとクリームを絞り出す時の口の形によってクリームの出方が違うのと同じ感じです。
この口の形が曲がっている物なら円を描いてくるのはわかると思います。
この毛根の形がくせ毛を作る外的要因なのです。
この外的要因のくせ毛の場合カールの外側と内側ではキューティクルの厚みが違う事が多くあります。
外側が薄く水分の吸収をしやすく、内側は厚く水分を吸収しにくいので、外側がより多く水分を吸収してさらにカールが強くなったりする事があります。
傷みが無くてもくせ毛は水分の吸収率が場所によって変わってくるんです。
湿気で影響を受けるのは「水素結合」になります。
なので湿気でのクセ対策はこの水素結合をどう使うかが鍵になってくるのです。
水素結合には水分が有ると緩み、乾くと締まると言う特性とともに、
熱を与えると緩み、冷めると締まる性質も一緒に持ち合わせています。
この水素結合は水分に対しては最弱な結合ですが、乾いている時には最強の結合にもなる不思議な結合です。
先にも書いている通り湿気による髪の毛の水素結合の変化が髪のクセを出してしまう原因になります。
なので湿気と水素結合の特性を考慮した対策を考えてみましょう。
水素結合の最も最強に結合を締めさせるのは「熱処理」によるものです。
水素結合は湿度だけでなく温度の変化によっても変わる性質を使った方がよりしっかりと結合をしめる事が出来るのです。
この効果を出せるのは次の仕上げ方になります。
・ホットカーラーを使う(約80度)
・ブラシでブローする(約100度)
・コテを使う(約150度)
・ストレートアイロンを使う(約150度)
これらの効果は温度が高ければ高いほどモチも良くなるが、その分傷みも出やすくなります。
しかし仕上げをした髪が湿気で戻りにくいのはより高温で仕上げたものになります。
もしかしたら1番大事な部分になるかもしれません。
水分が髪の内部に浸透する事で起こるうねりや広がりには「湿度をシャットアウト」する事が欠かせないからです。
流さないオイルなどで対応できる事が多いですが「髪に馴染むタイプ」と「髪に馴染まないタイプ」がありますが、
湿度対策として有効なのは「髪に馴染まないタイプ」になります。
馴染まないタイプの見分け方としては手にとってつけた後、水だけで流しにくいものがおススメです。
すぐに流せてしまうものは湿気ともなじみがいいので、ハンドソープがないと落ちないようなトリートメントの方が湿気をシャットアウトできるのでオススメです。
1番手間暇がかからず簡単に広がりやうねりを抑えたいのであれば、サロンでのストレートパーマをかけるのがオススメですです。
水素結合だけではなくイオン結合、シスチン結合まで使ったストレートパーマは濡れても乾いてもストレートでいられるので、湿気のある環境においても綺麗な髪で居られるようになると思います。
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A、経験上ではパリパリに固めてしまえば湿気の効果は出にくくなるので髪の短い方には有効かもしれませんが、ロングの方には向いていません。
A、1番効果が高いのはストレートパーマをかける事です。
もし無理なようなら油分の多いしっとりめの流さないオイルなどで髪への湿気の遮断をするのも効果があります。
A、カットでちりちりをなくすことはできませんが、重めにカットする事でちりちりを抑える事は出来ると思います。逆に軽くすればするほどちりちりが出やすくなっていきます。
A、分け目を変えるのが1番良いと思います。分け目を変える事で髪が立ち上がるようになるので、湿気も関係なくボリュームの維持がしやすくなります。
A、湿気がある時にはハードWaxが良いかも。
少しだけハードWaxをつける事で崩れてもスプレーと違って直しが効くのでハードWaxの方がオススメです。
A、湿気が多い時期だけかけるのがオススメです。
基本的には気になる部分だけ気になる時にかけるでいいんです。
年に1〜2回しかストレートパーマをかけない方も多くいらっしゃいますよ。
A、アイロンの温度をあげることで、形をしっかりと作ってあげると多少もちが良くなります。
髪をしっかりと乾かしてあげて、乾燥させる。またオイル系のスタイリング剤をつけてあげと良いです。
水分がなるべく入ってこないようにしてあげましょう。
A、水分の侵入を防ぐことが大切です。
ドライヤーで乾かしてあげた後にオイル系のスタイリング剤をつけてあげましょう。
コテやアイロンの熱で水分を飛ばしてあげることが何よりも大切です。
髪の毛の湿気でのうねりや広がり、チリつきはお出かけ時のテンションも変えてしまうほど大事なことになると思います。
梅雨に入る前にしっかりとした対策を取ることで、楽しい毎日を過ごせるようになると思います。
みなさんの湿気対策がうまくいきますように!!
K-two青山店代表、QUEEN`S GARDEN by K-two銀座店代表を経て
2015年よりGratii統括ディレクターに就任。
サロンワークを中心にしつつ、一般ファッション誌、業界誌、国内外のセミナーなどにおいても活躍中
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